利用者のプライバシーを守りながら、排泄を自動で検知・通知・記録します。
📄 NEC サニタリー利用記録システムの概要 (再構成)
NEC サニタリー利用記録システムは、トイレの排泄ケアを支援し、介護職員の負担を軽減するシステムです。
💡 主な特長と機能
トイレの見守りと排泄記録の自動化
- 利用状況をそっと見守り尊厳を守る:適切なタイミングでのトイレ介助を可能にし、長時間の着座はアラートで通知します。
- モレなく記録:職員による排泄状況のヒアリングや記録が不要となり、モレのない排泄記録で利用者の健康状態を把握し、QOL(Quality Of Life)向上に貢献します。
- 排泄内容の自動記録:排便・排尿を人に代わって記録し、時間/日/週単位の統計グラフで振り返り確認が可能です。排便性状はブリストルスケールに準拠し、POOマスター「おまかせうんチッチ」の分類に対応しています。
- 通知機能:入室から退室までのトイレの利用状況を6つのタイミングで通知します。どの動作を通知するかは利用者ごとに個別に設定可能です。
- プライバシーに配慮した安心設計:センサデータは保存せずに即時廃棄します。排泄記録はセキュアなクラウドのみで管理されます。
⏱️ 導入効果(職員の負担軽減)
「職員1人あたり1日約62分」の作業時間を削減します。
削減される主な作業時間(1人あたり1日):
- 排泄記録事務作業: 21分
- トイレ内の同席・トイレ前での待機: 24分
- 排泄聞き取り: 17分
不安の解消と尊厳の確保を実現:
「個人の排泄状況を把握できるようになった」で平均3.50ポイントと、職員の負担感改善で最も高い評価を得ています。
⚙️ 機器・システム構成
トイレには以下の機器を設置し、収集データはAIエンジンで検知・分析されます。
- 排泄検知ユニット: 着座の状態・排泄物の状態を検知します。
- 制御ボックス: トイレの利用状況を収集し、AIエンジンで検知/分析します。
- 個人識別センサ(共用トイレの場合): 複数の利用者を自動で識別し、利用者ごとに排泄情報を管理します。
介護記録ソフトウェアとの連携(オプションサービス)も可能で、対応しているソフトウェア(例:ほのぼのIoTクラウド、ファーストケア)の導入が必要です。
🛠️ センサの特長と取り付け
- 施設内無線LAN(Wi-Fi)を使用可能:施設内の既存のWi-Fiアクセスポイントやルータなどの設備をそのまま使用できます(2.4GHz帯を使用)。
- 取り付け・取り外しが簡単:固定金具をつけるだけでほとんどの便器に取り付け可能で、他のトイレへの移設も介護職員自身で簡単に行えます。
- 汚れにくくお掃除しやすい:防水機能(排泄検知ユニットはIPX5)があり、凹凸が少なく汚れにくい加工が施されています。
📋 主な仕様(抜粋)
| 項目 | 諸元 |
| サニタリーセンサ サイズ・排泄検知ユニット | 幅:76mm×奥行:32mm×高さ:30mm |
| サイズ・制御ボックス | 幅:210mm×奥行:50mm×高さ:245mm (底面の羽根を含まず) |
| 電源 | AC100V |
| 消費電力 | 21W |
| 防水性能 | IPX5 (排泄検知ユニット) |
| 個人識別センサ サイズ | 幅:50mm×奥行:51mm×高さ:179mm |
| ネットワーク WI-Fi規格 (周波数帯) | 無線LAN IEEE 802.11 b/g/n (2.4GHz) |
| Wi-Fi 暗号化方式 | WEP (RC4), WPA (CCMP/TKIP), WPA2 (CCMP/TKIP) |
💰 補助金・無料トライアル
- 介護ロボット等導入支援補助金:厚労省の補助金(「排泄支援」「見守り」「介護業務支援」に該当)の対象となり得ます。補助上限額は30万円/機器、機器価格の1/2まで(自治体ごとの判断)。
- 無料トライアル:1か月程度の期間、無料で貸し出しを行っています(アンケートへの協力が必要)。